真夜中の工作室 midnight craftcenter

電子工作とカメラ、写真の趣味のブログ

真夜中のクレープ屋

時間は0時を回った駅前、クレープの屋台が居た。
店の名はRAINBOW。
何となく気になって、奥さんへのお土産に一つ頼むことにした。
既に並んでいる人が何人かおり、のぞいていると、
お兄さんが最適化された手つきであっという間にクレープを作っていく。
以前は余り考えなたことがなかったが、技術に関係なく技術者が大量にリストラされる昨今を思うと、
自分の腕一つで、生計を起てられるなら素晴らしいことだと思うようになった。
一番強いのは、技術もないくせに数値を動かすだけの輩という組織ではなく、成功も失敗も自分の能力次第だったらと。
たまたまカメラも持っていたので(K-m+DA40mm)、写真の許可を求めつつ、少し話を聞いてみた。
すると、「写真は大歓迎ですよ」と快く応じてくれた。
聞けば、基地は割と遠くにあって、あちこちの駅を渡り歩いているそう。
昼はテリトリー内の女子大の前に行っていたそうである。
シンプルであるが当たり前に正しい場所に出しているなという感想。
ちなみにタイトルだと夜中しかやってないようだけどそうじゃなく、やっぱり数を売らないと成り立たないのだろう。
売り上げがどうとか、組織があってピンハネされているのかとか無粋なことは聞かなかった。
ところで、その日別の駅で店を出していたら、黙って熱心に写真を撮っている人がいて、特に気にはして居なかったが、
その後警察が来て、「写真付きで通報しに来た人がいた」と言われてへこんだと(もちろん違法なことはしていない)。
何者かは知らないが、通報マニアなんだろうか、同時刻を狙った同業者でもなければ何のメリットもないと思うのだが。
スナップもやはり挨拶が大事だなと感じた。

最後に、たまに見ますけど、良く来るんですか?と聞いたところ。
「ここには今週は4回位来ました、20-23:00くらいに」と言われた。
その時間はまだ会社か・・・。

肝心の味は生地もさくさくして美味しかった。
奥さんにも好評で何より。






実はしゃべり過ぎて、アップルとマンゴーを間違えさせてしまった。
シナモンとマンゴーは・・・ということで交換させてしまいました。済みません。

一連の動作が鮮やかである。