真夜中の工作室 midnight craftcenter

電子工作とカメラ、写真の趣味のブログ

ドーグボット大東京 デバイスダンボールコンテスト対決

コンテストについては、ライバル一組と一騎打だった。
しかもコンテストはドークボット開始5分後。トップバッターで緊張した。
開催者側もまだばたばたしており、時間が来ても何もアナウンスがないので、もうやってもいいいんですかと主催者に聞きにいくところからスタート。「こっちの挨拶してから」と、舞台の袖で開催宣言を聞いて、プレゼン開始。
ノートPCにキーボードの写真とArduino+YMZ294+16bit拡張IO*8+DIPSW9個

とだけ書いたのでプロジェクターに映そうかと思っていたのだが、主催者の挨拶中にパワーセーブに入ったのかすぐに映せなくなったのであっさり諦めた。
で、一人で説明するのは思った以上に難しかった。
あんまりつまらなすぎると、主催者にも申し訳ないなあと余計な心配をして見たり自分なりにいろいろ考えてはきたのだが。
まず、見た目で変人ぶりをアピール。
1.2mからなるキーボードを斜めに背中に背負い、最後のネタの為にゴーグルをして登場。出待ちの写真しかないがかなりの変人ぶり。


プレゼンの概要は、
・電子部品は小型化しても人間が扱う以上、適正なサイズというのがある。
 でも、軽くて持ち運びしやすいのに越したこととない。
 そんなものの一つに楽器があると考え、軽量のダンボールキーボードを作った。
・マライヤを超えるため8オクターブに対応したが、1kgに満たないほど軽量。
・演奏しようと思うが、自分には演奏の技術がないことに気づいた。
オクターブを変えながら輪唱でも自動演奏しようかと考え、社長に相談したら、自動演奏と言えば、”サーカスのギャロップ”に昔から決まっていると怒られる。
・PSGなので同時に3音しかだせないので、無理。
・そこで、新開発の超小型MP3PLAYERを内蔵して、自動演奏を実現!小型だから軽いまま。
・スピーカーを変更できるのもDIYの醍醐味。
・プロペラ付きスピーカーに換装。制御が難しいので、安全のためゴーグルをお勧めします。


という内容だったが、反省点はたくさん。
まず、操作しながらマイクを持ち続けることができなかった。
そもそも活ぜつが悪いので台詞が聞き取りにくかった。
原稿も全部読めてなかった。
キーボードは薄いのが売りだが、机に置くと客席からはほとんど見えなかった。
鳥目なのでゴーグルをしたまま原稿が読めなかった。
のっけから「読めない」とゴーグルを外すハプニング。
(これは逆にうけていたのでよかったが)
こんだけでかいのに結局MP3playerで自動演奏かよ!ってネタなのが伝わりにくかった。
もうちょっとキーボードを弾いた方が良かった。
最後の空飛ぶスピーカはすぐに落ちすぎた。
等々。
でもいい勉強になった。
プレゼン終了後も司会の方がちょっといじってくれたんで救われた。
2回目のプレゼンのリハーサルにもなったし。
勝敗は、プレゼン中にお客が携帯で投票サイトにアクセスして投票、リアルタイムに集計され、総投票数の多いほうが勝ち。ただし、一人で何度でも投票できるので、関係者が多いほうが断然有利。
自分も5人の仲間の支えで勝つことが出来たと思っている。
相手は、TVを被って登場された時は肝を冷やしたが、内容はちょっと地味だったかなという印象。
僅差で勝ったので偉そうなことは言えないが。
キーボードは神村工業のブースで展示。何人かは不思議そうに見てくれて良かった。