真夜中の工作室 midnight craftcenter

電子工作とカメラ、写真の趣味のブログ

kumaP3 PLAYER

その3
自作MP3プレーヤの集大成。
ケアベアタイプである。

これは先生との共同開発と言っていいと思う。
内臓回路は自分が作成したが、

布を扱える先生が外装をさらにはユーザーインターフェイスを担当していただいた。

MP3ユニット部分に関してはこれもK氏に頼んだ。
あ、仕様書がないので後日up予定。


ケアベアの中に自作MP3プレーヤに縦横センサ2個、LED3個、DIPSW2個と充電回路を仕込んである。
ギミック満載にしたため、内臓回路が入りきらなかったので、はみ出た分はハート型の座布団でカバー。
背骨を作ったり、目を遮光したり、綿を詰めなおしたり、熊へのパッケージングは先生に苦労を掛けた。

・イヤフォン
 ネックストラップイヤフォンが頭から生えており(取り外し不可))、首からぶらさげて使用する。
今回はちゃんとボリューム調整つきのイヤフォンを選択した。


・起動スイッチ
 額を押すと起動。AUTOPLAYで再生が始まる。

・目
 再生時は両目が赤く光る。3色LEDを採用したが電圧の関係で緑は光らせることができなかったので、赤と青を使い分けている。
microSDカードアクセス字は左目に青が混じって明滅する。
 一時停止時は赤目が点滅。
 RANDAM再生時は右目に青が混じって点灯する。

・手
 左手で握手すると、一時停止。上述したように赤目が点滅して怖くなって後悔する。
 右手で握手すると、RANDAM再生。

・SKIP
 これにも縦横センサを内蔵。
 左に倒すと一曲SKIP。
 右に一度倒すと、曲の頭出し。二度倒すと一曲前にSKIP。

・電源
 リチウムポリマー電池を採用し、充電回路(MAX1555)も内蔵。
 miniUSBコネクタから給電する。
 電池と充電器は、スイッチサイエンスから購入。
 電池は傷がつき難いようボタン型のものを採用したので若干大きくなった。
  http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=51
  http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=71

 miniUSBの位置はは口の分割が上から開く仕様。
この秀逸なパーツ分割も先生のアイディア。
給電と再生は排他で、電源OFF時にUSBを指すとお腹が赤く光って充電する。
充電終了するとお腹の光も消える。
写真は作成途中のものだが、お腹が光るのが見えると思う。

・音源
 microSDカードは交換不可。
その代わりターゲットが好きだという情報のビビアンスーの曲が約80曲入り。
一曲目は、2001年宇宙の旅のテーマをいれて、これから始まる壮大なビビアンメドレーに期待が高まるようにした。
ビビアンは現在台湾でも活躍中なので台湾のアルバムもいれてある。
日本にいたころも有名なブラックビスケッツも含め6名義くらいで活躍していたので、音源の入手に苦労した。既に廃盤になっていたものも多かったのでヤウオクでただ同然で入手したりと手間が掛かった。

・パッケージ
先生による、ガラスのポッドにキャンディーと一緒に納まっているというキッチュ?なもの。
取り出し後の自立用スタンドも付属。


これはかなりの自信作。ギミック満載、夢一杯。
これも評判が良かった。
中身のプレーヤ基板は代わり映えしないが、外装とインターフェイス次第で全く違ったより高度なものになる。という好例だと思う。