真夜中の工作室 midnight craftcenter

電子工作とカメラ、写真の趣味のブログ

K-m + Voigtlander APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus

手持ちで気に入っているレンズの一つ。


常用ではないが、思い出したように取り出しては使っている。
このレンズは、コシナフォクトレンダーシリーズで生産終了品なのだが、フジヤカメラでいつまでも安く売っている。
まあ、安い、と言ってもレンズの相場であって、コンデジが一台買えてしまうが・・。
今はKマウントは25800円。
http://fujiyacamera.shop4.makeshop.jp/shopdetail/007019000007/brandname/

実物は金属でずっしりとしてガラスの塊感があり、物としての満足度は高い。
安価なズームなどのプラ製などのとは全く格が違う。
90mmとAPS-Cでは長めの焦点距離だが、CLOSED FORCUSとなっているように、最短500mmと、マクロ的にも使えるので、室内でも使える。
MF専用なのだが、K-mで使ってみた感じは、ピントは割とあわせやすいように思う。
自分は人物だとつい解放で撮りたくなるのだが、これはF3.5はじまりなので、
被写界深度がそれほど厳しくないせいもあると思う。
AFレンズだとピントリングがスカスカなので、MF専用のしっとりした滑らかさは新鮮だ。
MFで撮影すると決めた場合はMF専門の方が明らかに使いやすい。
とにかく、使っていて楽しいレンズ。
中望遠として子どもを撮っても上手くピントがあうと色やボケ具合がいい感じに思える。
K-mなら手ぶれ補正が効く。焦点距離は手動で設定する必要があるが、90mmは設定できないので、85mmにしている。ただ、電源入れっぱなしでレンズ交換したりすると数値の再設定を忘れて以前に設定した焦点距離のまま撮影してしまうこともあるのでMFレンズを複数持っている場合は注意。

料理なんかを撮ってもおいしそうに撮れる気がする。
動き物は置きピンを駆使すべきなんだろうけけど、自分の腕では子どものランダムな動きにはなかなか追従できていない。
レンズキャップはねじ込み式なので、49mmの別のものを用意した方がいいと思う。
PENTAX純正でもいいが、49mmは旧型しかないし400円程度とちょっと割り高に感じるので、サードパーティーやノーブランドでいいと思う。
フジヤカメラにも50円だか100円でノーブランドのレンズキャップがかご売りしている。

MFを楽しんでみたいなら、個人的お勧め度は5。









最後は反射的に赤の色抽出。