真夜中の工作室 midnight craftcenter

電子工作とカメラ、写真の趣味のブログ

POV_pen GIRLS

第2弾。
LilypadとCHIP LEDで作成。

すでに3週間ほど前の話だが、
「バレンタインデーキス」を熱唱する中世的な魅力溢れる友人が、
ロシアからの一時帰国したので、チェブラーシカチョコと黒パンのお礼にあげてみた。




前回からの変更点。

・Lilypad化
 加工は問題ないが、なぜか8個目のLEDが暗くしか光らない。
 LEDを交換しても、PORTを変えても8個目のみ異常。
 電圧も5V供給しても相対的には同様。
 時間切れでパターンを7個にした。
 後で電圧くらい計っておけば良かったと後悔。
 また、Lylipad(旧)は起動が遅いのを忘れてた。
 光り始めるまで結構待たされる。
 新タイプは改善されていたような気がするので、
 作るならそっちの方がいいだろう。


・CHIP LED化
 1608サイズの高輝度LEDの青。
 VF:2.0V、IF:5mAのものを採用。
 シール基板に実装して、Lilypadそのものに貼り付けた。

 
・CR2032 1個対応
 CR2032仕様は、
 220mAh to 2.0V at 20℃ (68F)
 http://www.fdk.co.jp/battery/lithium/cs03.html


 AVRの消費電流は、
 日本語仕様書によると、
 VCC=2V,1MHz:0.55mA
 VCC=3V,4MHz:3.5mA
 VCC=5V,8MHz:12mA


 今回は、3V 8MHzだから7mAくらいだと思われる。
 LEDの抵抗は5mAを狙って、620Ωとした。
 電流は12mAとしても、
  LED+AVR=40(5m*8)mA+12mA=52mA
 で4hくらい持つ計算
 計算上問題ないはずだが8個目が光らなかったのは残念だ。
 (PC 5V供給でも光らない)



・パターン
 彼の今回の主目的?の一つにドラクエ購入があったようだが、発売延期。
 それもあって、MAGIC STECK的に”ホイミ(スライム)”としてみた。


 英文字は読みにくいかと思って、カタカナに変更。


 まさに癒し系電子工作。
 ++とかいれた方がMAGICぽかったか。


対応が間に合わなかったのもの
 複数パターンを定義し、起動毎にランダムにパターンを表示する仕様を考えていたが失敗。


・RANDAM対応
 毎回同じパターンで乱数が出る
 (今回の仕様だと同じパターンしか表示できない)
 analogportのばらつきで毎回変わるはずなのだが、
 Referenceどおりだけだと出来なかった。
 時間切れ。
 PORTの入力電圧を変えて試してみようと思う。


・配列変数対応
 2次元配列にして定義しようとした。
 が、最大の行数にあわせないといけない。
 配列個数がそろっていなくてよいのは、ジャグ配列というらしい。C++なら対応らしいが。
 (今回の仕様だと短いパターンに空白が出来てしまう)
 れも未解決。


友人にあげた反応は薄く、「”ケアル”の方が良かった」と言われてしまった。
どうやら本来FF派らしい。
自分はゲームやらんので。


さらに・・・、2個作ってバトンのように回せば、魔方陣が書けるのではないか?
と思っている。