真夜中の工作室 midnight craftcenter

電子工作とカメラ、写真の趣味のブログ

birthday

 X2000のbirthdayを祝ったわけではない。

(旅行に行ったりで完成内容を書くのが遅れた)
 職場では自主的にチームのメンバーの誕生会を行っている。
ケーキを用意したり、ちょっとしたプレゼントを用意し、ささやかなサプライズで日常に変化を与えている。
 自分が社会人になった頃、終身雇用はとっくに崩壊してし個人の趣味趣向の尊重とういうようなことで、配属先では社内運動会のような行事は廃止されて行く傾向にあった。
 しかし、結局自宅にいるより、職場にいる時間の方が長く、家族よりも同僚らといる時間の方が長いわけで、社内の人間関係の円滑化、メンタルの安定化、離職防止に効果があるのではないかというような理由で社内行事も見直されている風潮があると思う。
 ベンチャーなどでも各自の誕生日を全社的に祝っているところもあるようだ。
 今の配属先では強制ではなくメンバーの自主性によって行われている。
女性メンバーの功績が大きい。
自分も「非日常は自分で作るべき」という信条なので準備を手伝うことにしている。
 当初はケーキだけでもサプライズだったが、何度か会を重ねると会だけでは予測範囲内になるので、+αのプレゼントを用意している。
基本的には相手のことより、自分が面白いかとその場のインパクト重視で、貰って本当に嬉しいかどうかは割り切っている(迷惑かもしれないが、本当に欲しいものは家族や恋人に貰ってくださいということで)。
過去にはクリオネをあげたりもしたが、冷蔵庫で飼うというのが奥さんに不評だったようだ。

 前置きが長くなったが、K氏の協力でたまたまmp3 decoder chipと仕様書の入手が可能となり、パッケージもCubistoに納めればいいのでは?と完成形のビジョンが見えたので、X2000prpjectを発足、K氏にも音声回路設計を頼んだり情報の共有化をした。
 Cubistoの情報はこちら。
 http://www.cubisto.co.jp/products/01_cubisto.html
問題は締め切り。経験上”自分で決めた締め切り程簡単に破られるものはない”と考えているので、誕生会のサプライズに使うことにして納期を8/11に設定した。
相手は誕生日隊長とも呼ぶべきT嬢。
ただ、あまりにも特殊過ぎるアイテムの為、ヘッドフォンはbluetoothのディズニーバージョン(ティンカーベル)を付けた。
http://www.mobilecast.co.jp/products/wireless_audio/mlink_series/mlink/index.html
MP3player本体は使えなくても、ヘッドフォンはipod等で使えるだろうというせめてもの配慮。

 当初はヘッドフォン部分だけ渡して、机の上に置いたものから、MP3 Decoderを当てて貰う”本体はどれだ?クイズ”をやろうと考えていたが、まず一見してbluetoothだということが分からないかもということで説明が煩雑になってやめた。
結果は意外と公表。
他のメンバーからも、
「これ一個でSDカードもコントロールできるのか!」
「自分も作りたい」
「ノイズは聞こえないね」(直しておいてよかった!)
等々公表であった。
自分でも、心残りもあるが10日足らずでそれなりの形に仕上げられたので満足である。
確かに時間が無かったので最後の仕上げが粗くなってしまったが、次回の工作に活かしたいと思うし、途中で止めたら二度と再開しないと思ったから。


インパクトから電池ブロックを縦に付けているが、電池ブロックを外して、USB給電も出来る。


横置きの方がスマートか。

 自分も便乗で祝って貰ったが、”○○模型店”のバックプリントのTシャツやペーパークラフトをK氏から頂きました。ありがたい。
常々、早期引退して模型店を開く。在庫が紙のみで済む、オリジナルペーパークラフトショップを開くなどと嘯いているので、それに因んでくれた。
ペーパークラフトは完成後写真を載せたいと思う。